デリバリーの料理写真と商品説明の作り方
一覧で選ばれる見せ方

この記事のポイント
- 写真は、一覧で選ばれるかどうかを大きく左右します。写真が良くないと、そもそも選ばれにくくなります
- おすすめは、お店の中で、きれいに盛り付けて撮った写真です。お店の器や店内の雰囲気が伝わると、お店らしさと安心感につながります
- スマホでも撮れますが、明るさと構図で見え方が大きく変わります。自然光の入る明るい場所で、料理を真ん中に大きく写します
- 各社に写真の規定サイズや比率があります。当社では撮った写真を規定に合わせて書き出してお渡しします
- 商品名で「何の料理か」を、商品説明で「味・量・食材・辛さ・アレルギーの目安」を伝えます
出店ガイドの第4章は、料理の「見せ方」です。デリバリーでは、お客さまは料理を手に取れません。判断の材料は、写真と商品名と商品説明だけです。
この記事では、飲食店のオーナーがスマホひとつで取り組めるように、写真の撮り方と、商品名・商品説明の書き方を順番にまとめます。価格の決め方は第3章で取り上げています。
お客さまは一覧で何を見ているか
一覧では、写真が小さく表示されます。まず写真で「おいしそうか」、次に商品名と価格で「何がいくらか」を見ます。
なかでも写真は、一覧で選ばれるかどうかを大きく左右します。写真が良くないと、そもそも選ばれにくくなります。お店のページを開いてからも、お客さまはスマホの画面をすばやく流し見します。写真が暗い、何の料理か分からない、説明がない。こうした商品は、選ぶ前に通り過ぎられてしまいがちです。
だからこそ、写真にはしっかり力を入れましょう。そのうえで商品名と商品説明がそろっていれば、お客さまは安心して選べます。どれもお店で直せるところなので、1品ずつ見直していきましょう。
お店の料理写真、撮影からお手伝いします撮り方のアドバイス、撮影、各社の規定に合わせた書き出しまで 相談してみる →料理写真の撮り方
おすすめは、お店の中で、きれいに盛り付けて撮った写真です。スマホでも撮れますが、明るさと構図で見え方が大きく変わります。
お店で、きれいに盛り付けて撮る
料理写真は、お店の器に盛り付けて、お店のテーブルやカウンターで撮るのがおすすめです。木のカウンターや、いつも使っている器、店内の雰囲気が写真から伝わると、どんなお店の料理なのかが分かります。初めて頼むお客さまにとっては、それが安心感にもつながります。
盛り付けは、いちばんきれいに見えるように整えます。具材の向きをそろえる、器のふちの汚れを拭く、彩りを添えるなど、ひと手間で写真の印象が変わります。
デリバリーアプリの写真は、大きく分けて2種類あります。お店のページの上に大きく出る「お店の顔」になる写真と、商品ごとに出る写真です。お店の顔の写真は、店内の雰囲気が伝わる背景で看板料理を見せます。商品ごとの写真は、1品ずつ量と中身が伝わるように撮ります。
当社が撮影のときに気をつけていること
- 自然光の入る明るい場所で撮る:窓ぎわのテーブルで、窓から入るやわらかい光を使います
- 料理を真ん中に置く:アプリでは写真の端が切れて表示されることがあります。大事な料理は中央に集めます
- 料理を大きく写す:料理が写真の大部分を占めるようにすると、量と中身が伝わります
- 器で量が少なく見えないようにする:お皿や容器が大きすぎると、量が少なく見えます
- 商品ごとの写真は角度をそろえる:並んだときに統一感が出て、お店のページが見やすくなります
詳しい撮り方のコツは、ご相談の際に料理に合わせてお伝えします。
明るさ:逆光と蛍光灯を避ける
強い直射日光は影が濃く出るので、レースのカーテン越しくらいの光が扱いやすいです。Uber Eats の公式ページでも、窓からの間接的な自然光で撮ることと、蛍光灯の下での撮影を避けることが勧められています(2026年10月13日確認)。
窓を背にして撮ると、料理が逆光で暗くなります。窓が料理の横か斜め前にくる位置に座ると、明るく写ります。
角度:真上と斜め45度を使い分ける
丼や定食、ピザなど平たく盛った料理は、真上から撮ると具材が全部見えます。ハンバーガーやサンドイッチなど高さのある料理は、斜め45度から撮ると厚みが伝わります。Uber Eats の公式ページでも、この使い分けが勧められています(2026年10月13日確認)。
湯気とツヤ:盛り付けたらすぐ撮る
料理は時間がたつと、ツヤが消え、野菜はしんなりします。盛り付けたら、すぐに撮るのがいちばんです。撮る前にスマホの準備と置き場所を決めておくと、できたての状態を写せます。
スマホのコツ
- レンズを拭く:厨房の油や指紋でくもりやすいので、撮る前に柔らかい布で拭きます
- フラッシュは使わない:光が強く当たり、料理がテカって見えます
- ズームを使わない:画質が落ちやすいので、スマホごと近づいて撮ります
- ピントを料理に合わせる:画面の料理を軽くタップすると、ピントと明るさが料理に合います
- 何枚か撮って選ぶ:小さく表示しても料理が分かるものを選びます
- 加工は明るさの調整まで:色を大きく変えると不自然に見えます
なお、具材や量は、届く料理とかけ離れないようにしておくと、届いたときにがっかりされません。
スマホでも撮れますが、同じ料理でも明るさや構図で見え方が大きく変わります。うまく撮れないときは、当社の撮影のお手伝いもご利用ください。
写真のサイズと比率
各社に写真の規定サイズや比率があり、合わないと載せられないことがあります。スマホで撮ったままの写真では、合わないことがほとんどです。当社では、撮った写真を各社の規定に合わせて書き出してお渡しします。
写真の書き出しと、商品名づくりをお手伝いします撮った写真と店頭のメニュー表をお送りいただくだけで進められます 相談してみる →商品名のつけ方
商品名は、初めて見たお客さまにも「何の料理か」が一目で分かることがいちばんです。
お店で親しまれている呼び名や、お店独自の名前は、常連さんには伝わります。ただ、デリバリーで初めて見る人には伝わりにくいことがあります。独自の名前を使うときは、料理の種類をあわせて書きましょう。
| 見直す前 | 見直した後 | 変えたところ |
|---|---|---|
| 店長おすすめ | 店長おすすめ 唐揚げ定食 | 何の料理かを足した |
| 特製丼 | 特製まぐろ丼(ご飯大盛り) | 食材と量を足した |
| 麻婆豆腐 | 麻婆豆腐(辛さ:中辛) | 辛さの目安を足した |
| Aセット | ハンバーグ弁当とポテトサラダのセット | セットの中身を書いた |
- 料理の種類を入れる:丼、定食、弁当、カレーなど、何の料理かが分かる言葉を入れます
- 量や特徴を添える:大盛り、ハーフ、辛さ、何個入りなど、選ぶときに知りたいことを添えます
- セットは中身を書く:「Aセット」だけでは中身が分かりません。何が入っているかを書きます
- 長くしすぎない:一覧では途中で切れて表示されることがあります。大事な言葉を前に置きます
商品説明の書き方
商品説明は、写真と商品名で伝わらないことを補う場所です。味・食材・量・辛さ・アレルギーの目安を、短い文で書きます。
- 味:甘め、さっぱり、こってりなど、どんな味かを一言で書きます
- 食材:主な具材と、こだわっている食材があれば書きます
- 量:ご飯の量、何個入り、何人前など、量の目安を書きます
- 辛さ:辛い料理は、辛さの目安を書きます。辛さを選べるならそれも書きます
- アレルギーの目安:分かる範囲で主な原材料を書き、詳しくはお店に問い合わせてもらうよう案内します
- 配達の工夫:汁物は別容器にしている、揚げ物は容器を分けているなど、届いたときの状態が分かることを書きます
書き方の例を挙げます(説明のための例です)。
例:鶏ももを醤油とにんにくで下味をつけて揚げた唐揚げを5個のせた定食です。ご飯は普通盛り、キャベツとお漬物付き。味噌汁は別容器でお届けします。小麦・大豆・卵を使っています。
「日本一」「絶品」のような言葉は、根拠を示せないなら使わないほうが安心です。お客さまが届いた料理を見て「書いてあったとおり」と思える説明が、次の注文につながります。
いまの写真、載せられるかどうか見ます撮り直したほうがいい写真と、その撮り方をお伝えします 相談してみる →やってはいけないこと
写真には、載せられないものがあります。審査で通らないと登録が進まないので、撮る前に確かめましょう。
- 料理以外の文字や宣伝文句を入れない:「人気No.1」などの文字やスタンプは入れません。伝えたいことは商品名や商品説明に書きます
- ぼやけた写真は使わない:ピントの合っていない写真や、暗くて料理が分からない写真は撮り直します
- 手以外の人物を写さない:スタッフやお客さまの顔や姿が写り込まないように撮ります
- 他店や素材サイトの写真を使わない:写真には撮った人の権利があります。お店の料理を、お店で撮った写真を使います
Uber Eats では、写真を登録すると審査があり、通らなかった場合は理由が商品の詳細ページに表示され、次の手順がメールで届くと公式ページで案内されています(2026年10月13日確認)。審査の基準や登録の手順はサービスごとに違うので、各社の登録画面の案内に従ってください。
よくある質問
プロのカメラマンに頼まないとだめですか?
写真のサイズに決まりはありますか?
写真が審査で通らなかったときはどうすればいいですか?
参考にした情報
- Uber Eats「レストラン メニュー写真撮影ガイドライン」 https://merchants.ubereats.com/jp/ja/menu-photos/(2026年10月13日確認)

