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Wolt・menu終了で何が変わった?
2026年、飲食店がいま見直したいこと

公開 更新 文 LTT 編集部(Uber Eats 認定代理店)
カウンターでタブレットを確認する店主

この記事のポイント

  • 2026年は、Wolt(3月4日)と menu(9月30日)が日本でのサービスを終えました
  • Uber Eats は、中小規模・個人営業のバーチャルレストランの新規出店の受付を7月1日から止めました
  • 終わったサービスの精算や端末の扱いを確かめ、受け皿にするサービスとメニューを見直す時期です
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2026年は、フードデリバリーの顔ぶれが大きく変わった年です。Wolt と menu が日本でのサービスを終え、Uber Eats もバーチャルレストランの受付の方針を変えました。

この記事では、各社の発表と大手の報道で確認できたことだけを、日付と出典つきで整理します。そのうえで、飲食店のオーナーがいま見直しておきたいことをまとめます。

2026年に何が終わったのか

大きな出来事は3つです。Wolt の終了、menu の終了、Uber Eats のバーチャルレストラン新規受付の停止です。

出典は記事末の「参考にした情報」にまとめています(いずれも2026年10月13日確認)。
時期出来事主な出典
2026年3月4日Wolt が日本でのサービスを終了(発表は2月25日)ITmedia
2026年7月1日Uber Eats が中小規模・個人営業のバーチャルレストランの新規出店の受付を停止(報道は4月下旬)AdverTimes、Yahoo!ニュース エキスパート
2026年9月30日menu がサービスを終了(KDDI の発表は8月19日)KDDI ニュースリリース、ITmedia ほか

Wolt:2026年3月4日で日本でのサービスを終了

Wolt は2026年2月25日、日本でのサービスを終えると発表しました。利用できたのは3月4日までで、3月5日からは新しい注文ができなくなりました。報道によると、親会社である米 DoorDash の海外事業の見直しにともなうものです。

Wolt は2020年3月に日本でサービスを始めており、約6年での撤退です。注文に関する問い合わせは、3月27日まで受け付けると案内されていました。

menu:2026年9月30日でサービスを終了

KDDI は2026年8月19日、子会社の menu 株式会社が運営するフードデリバリー「menu」を9月30日に終えると発表しました。理由は、市場の競争環境と今後の見通しをふまえ、経営資源の配分を見直すためと説明しています。

KDDI は8月31日に共同で運営してきたレアゾン・ホールディングスから menu 株式会社の全株式を取得し、サービス終了後に会社を解散・清算する予定です。報道によると、通常の注文は9月30日20時の受付分まで、予約注文は9月23日20時の受付分までで、9月30日20時にサービスを終えました。

お客さま、加盟店、配達員それぞれの問い合わせ窓口は、2026年10月31日まで設けられると報じられています。

Uber Eats:バーチャルレストランの新規受付を停止

Uber Eats は、中小規模・個人営業のバーチャルレストランについて、2026年7月1日から新規出店の受付を止めました。バーチャルレストランは、いまある厨房を使って別の店名で出すデリバリー向けのお店のことです。

報道によると、すでに営業している店舗には影響がなく、Uber Eats と契約している大手のパートナーも対象外です。Uber Eats の広報は、一部のデリバリー専門店で品質やお客さまの体験にばらつきが見られることを背景に挙げています。

Uber Eats から加盟店への案内メールそのものは、当編集部では確認できていません。上の内容は、AdverTimes と Yahoo!ニュース エキスパートの報道によるものです。

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飲食店への影響

影響の大きさはお店ごとに違います。Wolt や menu からの注文が多かったお店ほど、受け皿を考える必要があります。

ここからは、出来事から考えられる影響です。お店の状況によって当てはまらないこともあるので、ひとつの目安として読んでください。

売上の受け皿

Wolt や menu を使っていたお客さまは、ほかのサービスに移っていると考えられます。ただ、どのサービスにどれだけ移ったのかを示す公式の数字は、当編集部では確認できていません。お店の売上で見ると、終わったサービスの分の注文が減ったままになっている可能性があります。

メニューと写真の移し替え

運営会社が違うので、メニューや写真のデータは自動では引き継がれません。別のサービスに出すときは、メニュー名、価格、写真を登録し直すことになります。使っていた写真やメニュー表が手元にあれば、登録の手間を減らせます。

契約・端末・精算

終わったサービスの契約書や案内メールには、最後の売上の振込や、受注用の端末の扱いが書かれていることがあります。menu の問い合わせ窓口は10月31日までと報じられているので、確かめたいことがあれば早めに連絡しておくと安心です。

バーチャルレストランを考えていたお店

2つ目のブランドを Uber Eats で始めようと考えていた中小・個人のお店は、新規の出店ができなくなりました。いまの店名のメニューを見直すなど、別の進め方を考えることになります。

メニューと写真の登録し直しも、担当がお手伝いします店頭のメニュー表と写真があれば進められます 相談してみる →

いま見直したいこと

まずは終わったサービスの後片付け、次に受け皿づくりです。順番に5つ挙げます。

  • 精算と問い合わせを済ませる:最後の売上が振り込まれているかを確かめます。menu の問い合わせ窓口は10月31日までと報じられています
  • 端末と契約書類を確認する:受注用のタブレットを返す必要があるかなど、案内メールや契約書で確かめます
  • デリバリーの売上をサービスごとに並べる:どのサービスからの注文が、いつから減ったのかを見ると、受け皿の大きさの目安になります
  • メニュー表と写真をそろえる:新しいサービスに出すときにすぐ登録できるよう、店頭のメニュー表と料理写真を一か所にまとめます
  • 加盟店手数料を見て価格を確かめる:サービスによって加盟店手数料の料率が違います。新しく出すサービスの料率で、利益が残る価格かを計算し直します

価格の決め方は、デリバリーメニューの価格設定の記事で詳しく取り上げています。

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いま使える主なデリバリーサービス

飲食店が出店先として検討しやすいのは、Uber Eats・Rocket Now・出前館の3つです。各社の公式ページで確認できたことをまとめます。

Uber Eats

加盟店手数料は受け渡し方法ごとの料率制で、Uber の配達パートナーが届ける場合は35%(税込38.5%)、セルフ配達は15%、お持ち帰りは12%です(Uber Eats 公式の料金ページ、2026年10月13日確認)。

当サイト経由で出店する場合は、初期費用0円、タブレット無料です。通常35%(税込38.5%)の加盟店手数料が開店から最大3ヶ月0円、4ヶ月目以降は30%(税込33%)です。出店の手順はUber Eats の出店方法の記事にまとめています。

Rocket Now

Rocket Now 公式の出店申請ページでは、登録料・初期設定・タブレットのレンタル費用がすべて0円と案内されています(2026年10月13日確認)。通常の料率は、加盟店手数料32%と決済手数料3%で、合計35%(税込38.5%)です。

当サイト経由で出店する場合は、通常32%の加盟店手数料が開店から最大3ヶ月0円です。決済手数料3%(税込3.3%)はこの期間も無料になりません。4ヶ月目以降は、決済手数料と合わせて35%(税込38.5%)です。

出前館

出前館公式の加盟店募集ページでは、初期費用と月額固定費がどちらも0円と案内されています(2026年10月13日確認)。受注用のタブレットは、月額2,000円の LTE モデルをレンタルできます。契約は1年ごとの自動更新で、途中で解約しても違約金はかからないとされています。

料率は税抜で、( )内は消費税込みです。当社の特典は、エリアや契約条件によって適用できない場合があります。各社の条件は変わることがあるため、申込の前に最新の内容を確認してください。

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よくある質問

Wolt や menu に載せていたメニューは、別のサービスにそのまま移せますか?
運営会社が別なので、移る先のサービスで出店の申込をして、メニューと写真を登録し直す必要があります。店頭のメニュー表と、使っていた料理写真を手元にそろえておくと登録が早く進みます。
Uber Eats のバーチャルレストランは、もう出店できないのですか?
報道によると、2026年7月1日から、中小規模・個人営業のバーチャルレストランの新規出店の受付が止まりました。すでに営業している店舗には影響しないと伝えられています。大手のパートナーは対象外とされています。
複数のデリバリーサービスに同時に出店できますか?
当社では、Uber Eats に出店中のお店が Rocket Now や出前館を追加するお手伝いもしています。契約の条件はサービスごとに異なるので、申込の前に確認しておきましょう。

参考にした情報

  1. ITmedia NEWS「フードデリバリーサービス『Wolt』、日本でのサービス終了へ 約6年で撤退」(2026年2月25日) https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2602/25/news120.html(2026年10月13日確認)
  2. ITmedia Mobile「デリバリーサービス『Wolt』が親会社の事業見直しに伴い日本から撤退 3月4日をもってサービス終了」(2026年2月25日) https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2602/25/news128.html(2026年10月13日確認)
  3. KDDI ニュースリリース「フードデリバリーサービス『menu』の提供終了およびmenu株式会社の解散・清算について」(2026年8月19日) https://newsroom.kddi.com/news/detail/kddi_nr_s-75_4679.html(2026年10月13日確認)
  4. ケータイ Watch「KDDI子会社のmenu、サービス終了・解散へ」(2026年8月19日) https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/2133853.html(2026年10月13日確認)
  5. ネットショップ担当者フォーラム「フードデリバリーサービス『menu』が終了、menu株式会社は精算へ」(2026年8月26日) https://netshop.impress.co.jp/n/2026/08/26/16616(2026年10月13日確認)
  6. ITmedia NEWS「フードデリバリー『menu』きょう午後8時にサービス終了 公式X『心より感謝』」(2026年9月30日) https://www.itmedia.co.jp/news/article/2609/30/2000001899/(2026年10月13日確認)
  7. AdverTimes「Uber Eatsのバーチャルキッチン 個人・中小の新規受付『終了』へ」(2026年4月28日) https://www.advertimes.com/20260428/article542817/(2026年10月13日確認)
  8. Yahoo!ニュース エキスパート(山口健太)「Uber Eatsが中小『バーチャルレストラン』の新規出店終了へ その背景とは」 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/f703d10d1d8210841553e627bbcfb689c4ea3088(2026年10月13日確認)
  9. Uber Eats「料金」 https://merchants.ubereats.com/jp/ja/pricing/(2026年10月13日確認)
  10. Rocket Now「出店申請」 https://www.rocketnow.co.jp/merchant/(2026年10月13日確認)
  11. 出前館「出前館へ出店する」 https://service.demae-can.co.jp/restaurant/(2026年10月13日確認)

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